レガシーシステム・古い業務システムの保守運用・改修

長年使ってきた業務システムを、これからも使い続けられる状態へ

古いシステムだから、と諦める前にご相談ください。

構築から10年以上が経った業務システムでも、日々の受注や在庫、売上の管理を支え続けていることは少なくありません。一方で、仕様を知る担当者がいない、使われている技術が古い、動作が遅くなってきた、OSやミドルウェアのサポート終了が迫っている、といった課題も積み重なっていきます。

株式会社Ouverは、Java、PHP、C#/.NET、VBA・Excelマクロなどで作られたレガシーシステム(古い技術や構成で作られ、長く使われている業務システム)の保守運用・不具合修正・性能改善から、必要に応じた段階的な刷新まで対応します。ソースコードと稼働環境を調査し、今のシステムを活かす部分と、改修・刷新が必要な部分を整理したうえで、費用と効果に見合った進め方をご提案します。

古いシステムを使い続けるうえで、このようなお悩みはありませんか

仕様書がなく、作った人もいない

資料は何年も更新されておらず、開発した会社や社内の担当者とも連絡がつかない。中身を説明できる人がいない。

古い技術で、引き受け先が見つからない

使われている言語やバージョンが古く、相談しても「対応できない」「作り直すしかない」と言われてしまう。

OS・ミドルウェアのサポート終了が近い

サーバーのOSやデータベース、ライブラリのサポート期限が迫っているが、更新したときの影響が分からず手を付けられない。

データが増えて、動作が遅くなった

商品数や取引データが増えるにつれ、画面の表示や処理に時間がかかり、日々の業務の待ち時間が増えている。

Excelマクロ・VBAが手に負えない

業務を支えるマクロやVBAを作った人しか直せず、エラーが出ても対応できない。システムで対応しきれない作業のExcel管理も増えている。

作り直すべきか、判断できない

全面的な作り直しの見積もりは高額で、今のシステムを直しながら使い続けるべきかどうか決められない。

仕様書がなく、担当者がいないシステムにも対応します

古いシステムでは、資料が残っていても実際の仕様とずれていることがよくあります。Ouverでは、資料だけに頼らず、ソースコード、サーバーやデータベースなどの稼働環境、残された資料を照らし合わせて、現在の仕様と構成を把握します。ソースコードの読み解きには、AIも調査の補助として活用しています。他社が開発したシステムの引き継ぎについては「他社開発システムの保守引き継ぎ・保守移管」でも詳しくご紹介しています。

あわせて、実際にシステムを使っている方に、どの業務でどの画面を使っているか、Excelなどで補っている作業はどこかを伺います。プログラムだけでは分からない業務の流れまで確認することで、改修や刷新の判断に必要な情報をそろえます。

なお、情報が大きく不足している場合や、古い構成のため環境の準備が必要な場合は、調査に時間がかかることがあります。調査の結果をもとに、引き受けられる範囲と進め方をお伝えします。

Java・PHP・C#/.NET・VB6・VBA(Excelマクロ)・Accessのシステムに対応

長く使われている業務システムには、Java、PHP、C#/.NET、VB6(Visual Basic 6.0)で作られたシステムや、VBA・Excelマクロ、Accessで組まれた業務ツールが数多くあります。Ouverは、こうしたレガシーな技術で作られたシステムの保守運用・改修に対応しています。構築から年数が経った古いバージョンのものも、まずソースコードと構成を確認したうえで対応を判断します。

Java

長年使われている業務システム・Webシステムの保守、不具合修正、改修。

PHP

古いバージョンのPHPで作られたWebシステムの保守・改修、バージョンアップの検討。

C#/.NET

在庫・売上管理などの業務システムの保守、性能改善、バージョンアップ。

VB6(Visual Basic 6.0)

長く使われているVB6のシステムの保守・改修と、現在の環境への移行の検討。

VBA・Excelマクロ

業務を支えるマクロのエラー対応や改修、作った人しか分からない処理の整理、業務システムへの置き換えの検討。

Access

Accessで作られたデータベース・入力画面の保守・改修と、Webシステムへの移行の検討。

データベースはOracle、MySQL、PostgreSQLなどに対応しています。刷新や移行の際には、React・Next.js・Node.js・Python、AWS・Azure・GCPといった現在の技術での再構築もご提案できます。ここにない言語や構成のシステムも、現状を確認したうえで対応の可否をお伝えします。COBOLなどメインフレーム系のシステムは要相談です。内容を確認したうえで、対応の可否をお伝えします。

調査・保守運用から、改修・性能改善まで

保守だけ、調査だけ、といった部分的なご依頼も可能です。システムの状態に合わせて、必要な支援を組み合わせます。

  1. 既存システムの調査・解析ソースコード、稼働環境、データベース、外部との連携、バックアップの状況などを確認し、構成・仕様・リスクのある箇所を整理します。
  2. 保守運用障害や不具合の一次対応、問い合わせへの対応、定期的な動作確認などを行い、日々の運用を支えます。
  3. 不具合修正原因を調査したうえで修正し、影響する範囲を確認してから反映します。
  4. 性能改善表示や処理が遅い画面について、データの読み込み方や処理の流れを見直し、待ち時間を減らします。
  5. OS・ミドルウェア・ライブラリの更新対応サポート終了への対応やバージョンアップを、影響を確認しながら進めます。
  6. 機能追加・改修業務の変化に合わせた機能追加や、Excelで補っている作業のシステム化を、費用対効果を踏まえて検討します。

OS・ミドルウェアのサポート終了への対応

OSやデータベース、ミドルウェア、ライブラリは、サポートが終了するとセキュリティ上の修正が提供されなくなります。一方で、更新するとシステムが動かなくなるおそれがあり、古いシステムほど判断が難しくなります。

Ouverでは、まず使われているソフトウェアとそのバージョン、サポートの状況を洗い出し、更新したときに影響を受ける箇所を調べます。そのうえで、更新の順番、検証環境での動作確認、問題があったときの切り戻し方法を決めてから進めます。一度にすべてを更新するのが難しい場合は、段階的な対応や、刷新とあわせた移行もご提案します。

全面刷新か、部分改修か

古いシステムだからといって、すぐに作り直す必要があるとは限りません。調査の結果をもとに、次のような選択肢を費用と効果の両面から比べ、お客様と一緒に判断します。

進め方 向いているケース 確認したいこと
部分改修・性能改善 基本的な機能は業務に合っていて、遅さや一部の不具合、使いにくさが主な課題のとき 使われている技術やOSのサポート状況。改修を重ねても長く使い続けられるか
段階的な刷新 全面的な作り直しは負担が大きいが、古い部分を順に置き換えていきたいとき 新旧のシステムをつなぐ方法、データの移し方、移行中の運用
全面刷新 業務とのずれが大きい、技術が古く改修では対応しきれないなど、作り直したほうが合理的なとき 費用と期間、データ移行、切り替え時の業務への影響

業務を整理して見積もった結果、「今回は全面的な作り直しを見送り、既存システムの改善を優先する」という判断になることもあります。

段階的なシステム刷新の進め方

刷新が必要な場合も、すべてを一度に入れ替えるのではなく、業務を止めないよう段階的に進める方法があります。

  1. 現状調査:今のシステムの構成・仕様と、業務での使われ方を把握します。
  2. 優先順位の整理:課題の大きい機能や、サポート終了が近い部分から対象を決めます。
  3. 一部からの置き換え:対象を絞って新しい仕組みに置き換え、既存システムとの連携やデータの移し方を確認します。
  4. 並行稼働と切り替え:新旧を一定期間並行して動かし、問題がないことを確かめてから切り替えます。
  5. 順次の移行と保守:残りの部分も順に移行し、移行後は保守運用を通じて改善を続けます。

レガシーシステムの改善事例

九州の卸・メーカー・EC販売企業:約15年前のC#システムを引き継ぎ、受注履歴の表示を約10分から約30秒へ

約15年前に構築された在庫・売上管理システムの保守を引き継いだ事例です。資料が約10年前から更新されていない状態から、ソースコードと現場へのヒアリングで仕様と業務を把握しました。

  • データの読み込み方を見直し、受注履歴100件の表示を約10分から約30秒に短縮(同じ画面で改善前後を比較した実測値)
  • バージョンアップ・セキュリティ面の対応も実施
  • Excel業務のシステム化は、費用対効果を比べたうえで今回は見送り

事例の詳細を読む

ご依頼の流れ

  1. お問い合わせ・ヒアリング:システムの用途、お困りの点、分かる範囲の構成を伺います。オンラインでの対応に加え、必要に応じて現地にも伺います。
  2. 現状調査(無料):ソースコードと稼働環境を確認し、引き受けられるかどうかを判断します。
  3. 調査結果のご報告・お見積もり:システムの構成・仕様・リスクのある箇所、改善の優先順位、進め方(保守のみ・部分改修・段階的な刷新など)と費用をまとめてお伝えします。
  4. ご契約・引き継ぎ:保守に必要な環境・資料・権限を整え、引き継ぎを行います。
  5. 保守運用・改修の開始:対応した内容と改善の提案は、毎月のレポートでご報告します。

初期調査で確認すること・お渡しするもの

  • ソースコードと、使われている言語・フレームワークのバージョン
  • OS・ミドルウェア・データベースの種類とサポートの状況
  • 外部システムとの連携、バックアップの状況、残っている資料
  • 業務での使われ方と、現在お困りの点

調査の結果は、システムの構成・仕様、リスクのある箇所、改善の優先順位、進め方(保守のみ・部分改修・段階的な刷新など)と見積もりをまとめた報告書(資料)でお渡しし、打ち合わせでご説明します。

料金の目安

  • 初期調査(ソースコード・稼働環境の調査):無料
  • 引き継ぎ作業:10万円〜(規模により個別にお見積もり)
  • 月額保守:次の2つからお選びいただけます
    • 月額固定:月額5万円〜(障害対応、お問い合わせ対応、月次レポート、軽微な修正などを含みます。月額5万円の場合、対応時間の目安は月10時間程度です)
    • 実績精算:1時間あたり5,500円(対応した時間に応じてご請求)
  • スポット対応(調査だけ・特定の不具合の修正だけなど):1時間あたり5,500円(事前に作業時間の見込みをお伝えします)
  • 契約期間:初期6か月、以降は12か月ごとに更新

※金額はすべて税別です。性能改善や機能追加、刷新などの改修は、調査のあとに内容と費用を明記したお見積もりを提示します。

よくあるご質問

仕様書や設計書がまったく残っていないシステムでも相談できますか?
はい。ソースコードと稼働環境、実際の使われ方から仕様を整理します。ただし、情報の不足や古い構成のために、調査に時間がかかる場合があります。
ソースコードが手元にない場合はどうなりますか?
ソースコードが確認できない場合、調査や修正できる範囲は限られます。まず、ソースコードがどこにあるか、開発時の契約で引き渡しがどう決まっているかを一緒に確認します。
古いシステムは作り直したほうがよいのでしょうか?
システムの状態と業務への影響によります。調査の結果をもとに、部分改修・段階的な刷新・全面刷新の選択肢を、費用と効果の両面から比べて判断します。
ExcelマクロやVBA、Accessで作った業務ツールも見てもらえますか?
はい。マクロやAccessのエラー対応や改修、処理内容の整理に対応します。マクロでの運用に限界がある場合は、業務システムへの置き換えも含めて、費用と効果を比べながらご提案します。
保守だけ、調査だけでも依頼できますか?
はい。現状の調査だけ、保守運用だけ、特定の不具合の修正だけ、といった部分的なご依頼もご相談いただけます。
システムを止めずに改修や移行を進められますか?
業務への影響を抑えるため、検証環境での確認や、新旧の並行稼働などを組み合わせて進めます。切り替えの時期や方法は、業務の予定に合わせてご相談します。
東京以外の企業でも依頼できますか?
はい。全国対応可能です。オンラインでの対応に加え、必要に応じて地方の現場にも伺います。

古い業務システムの保守運用・改修をご相談ください

「中身が分かる人がいない」「動作が遅い」「サポート終了が近い」「作り直すべきか迷っている」など、現在の状況をお聞かせください。調査のうえで、使い続ける方法と改善の進め方をお伝えします。

Ouverは東京都渋谷区のシステム開発会社です。全国対応可、オンラインでの対応に加え、地方の現場にも伺います。

他社が開発したシステムの保守移管は「他社開発システムの保守引き継ぎ・保守移管」、自社やAIで開発したシステムの保守は「自社開発・AI駆動開発システムの保守運用支援」、新しいシステムの開発は「受託開発」をご覧ください。